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UVERworld『一滴の影響 -ダブル・ライフ-』みた感想

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UVERworldの新曲『一滴の影響』はみなさんもう聴きましたか?

本日YouTubeで公開されたドラマ仕立てのPVで、僕は不覚にも号泣してしまいました。

泣いたのは『THE OVER』振り。これは名曲・名PVに間違いない。最近のUVERは映像へのこだわりがエゲツない。

 

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「音楽と映像はすごく密接に関係性がある」

そう言うように、ボーカルのTAKUYA∞さんが映像作りに参加している姿は、それだけ熱意を感じます。

 

 

テーマはバタフライエフェクト

さて『一滴の影響』のPVについて。

PVのテーマはずばり、バタフライエフェクトです。

 

バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション [DVD]

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昔そんなタイトルの映画が流行りました。(のちに2,3とシリーズが出ましたが、不発でしたね)

 

バタフライエフェクト、それはわずかな行動がのちの人生に大きな影響を与えるというあれです。

 

バタフライ効果(バタフライこうか、英: butterfly effect)とは、力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象。カオス理論で扱うカオス運動の予測困難性、初期値鋭敏性を意味する標語的、寓意的な表現である。

気象学者のエドワード・ローレンツによる、蝶がはばたく程度の非常に小さな撹乱でも遠くの場所の気象に影響を与えるか?という問い掛けと、もしそれが正しければ、観測誤差を無くすことができない限り、正確な長期予測は根本的に困難になる、という数値予報の研究から出てきた提言に由来する。

 

考察スタート

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画面は2分割で物語が進みます。

少年と老人の二人が織りなす物語が『一滴の影響』の歌詞ととてもマッチしています。

 

 

左側は泣いているおじいさんを気にかけたり、いじめられっ子を守ったり、正義感に溢れる行動派

一方右側は、泣いているおじいさんをシカト。のみならず家族にまで手を上げてしまうダメ男に成長していきます。

 

シーンを追って考察(になるかどうかも分かりませんが)していきます。

 

公園のシーンー出会いー

 

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泣いているおじいさんを見つけた少年は気にかけ、持っていた折り紙の鶴をプレゼントします。

その後見かけるたびに声をかけるようになり、親密さが増していきます。

 

右側の少年はハナからおじいさんをガン無視。ベンチで泣いていてもシカト。折り紙を渡してくるおじいさんに対しても冷たく興味のない顔で通り過ぎていきます。

 

はい、ここでバタフライが羽ばたきます

こここそが物語の分岐点

 

 

学校でのシーンーおじいさんへの想いー

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勇気ある行動派の少年は、学校でいじめられっ子を助けるために仲裁に入ります。不良少年に殴られたりと散々な様子。

 

一方右側は見て見ぬ振り。ここでもシカトをぶっこきます。当然殴られはしません。

 

この時点で損をしている(?)のは左側の印象。

 

歌詞で出てくる「真面目に生きて入れば いつか報われる そうやって言い切ってしまえば それは嘘になる」はまさにぴったり当てはまります。

 

 

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しかし、いじめられっ子の表情がなんともいえません(お前ほんとうにいじめられてたんか)。

 

再び公園のシーンー決意ー

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いつもの公園に行くとおじいさんの姿がありません。

病院にいくとそこにはベッドで意識を失ったおじいさんの姿が。

 

病院に辿りつくことができたのは、以前からおじいさんの病気を知っていた可能性があります。いじめられっ子を助けようとしたのは、おじいさんの病気を知っていたからではないでしょうか?

弱い者を救う気持ちが、おじいさんと親しくなるうちに身についたのかもしれません。

 

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ここからが僕の一番好きなシーン。

倒れたおじいさんを想い、少年が進むべき道を決断します。

難しい参考書を手に取り、医療の道に進むことを決意します。

 

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左側の笑顔は、困っている人を救う決意をした顔。

右側の笑顔は、目の前の娯楽にただ浸る顔。

 

同じ笑顔でも受ける印象はまったく正反対です。

 

 

そこからそれぞれの生き方が変わります。

少年は年齢を重ね、青年へと成長。

家族に優しく、決して人に当たることのない、正しい生き方を貫く青年。それとは真逆の生活を送る青年。

 

奇しくも同じ道を辿ってはいるのですが、目指し方や生き方が違います。

 

ラスト

不運にも左右とも志望校には受からず、不合格になってしまいます。左右どちらも同じ結末を辿っているのです。

 

これは、どんな努力をしても未来は変わらないという残酷さを表しているように思えます。

 

病室で志望校に落ち、泣いていた青年のそばでおじいさんが目を覚まします。

 

 

青年が志した医療の道は挫折に終わりました。

おじいさんは青年が行動した結果とはまったく無関係に目を覚ますことができました。

 

未来は変わらなかったのです。

 

しかし決定的に違うのは最後の青年の笑顔です。

 

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おじいさんの回復を心の底から喜び、優しい笑みを浮かべる青年と、人生に疲れ、どうしていいのかわからない不安を浮かべる青年。

 

その二つの人生が交わったとき、この歌詞が流れます。

 

ずるい奴が笑う世界 そう言いながら物事が

ゆっくりでも良い方に進むと信じ 今日も

正しく生きようとする君は素敵だよ

そんな自分を君も愛してあげてよ

 

まとめ

去年の『イナズマロック フェス 2016』で台風の影響でUVERworldはライブができませんでした。大雨の中、何時間も待っていたファンがライブを観られずに帰っていく姿を見て、感じるものがあってこの楽曲が生まれたそうです。

行き場のない怒りや悲しみ、誰のせいでもないことに立ち止まらずに前に進もうと応援してくれる曲です。

 

これは前に進むための曲。

PVの中での少年のように、成功を願っても手に入れられないことの方が多い。それでもゆっくりでも良い方に向かうよう信じ生きる。

そうすればきっと素敵なバタフライエフェクトが起こるはずです。

 

それではまた!

  

関連動画

ライブverもかっこいい。

 

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ボーカルのTAKUYA∞さんとギターの彰さんがラジオ出演。

『一滴の影響』の誕生秘話が語られます。

 

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