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『働く気持ちに火をつける―ミッション、パッション、ハイテンション!』感想

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仕事は楽しいかね?

 

 

 

ストレスを抱えながら仕事をしている人は周りにごまんといますが、仕事を楽しいと思っている人はごく少数。むしろ「仕事って、楽しいよね」と言っている人にいままで出会ったことがありません。

 

不平不満をつらつら述べる人が悪いとは思いません。大半の仕事はつまらないようにできているので。所詮、仕事とはそんなものです。

 

ですが、愚痴をぼろぼろこぼすのも、また違うと思います。

その仕事を選んだのはまぎれもない自分自身だからです。

自分で選んで仕事をしている(究極の言い方をすれば生きている)のに、自分の行いを否定することは、自分でつまらない人生を過ごしていますと公言しているようなもの。

 

なので僕自身、あまり愚痴は言わないように心がけています。一回言ってしまえば、周りに伝播してしまうし、歯止めが効かなくなるからです。

 

どうせやるなら、楽しい仕事がいい。

 

齋藤孝著『働く気持ちに火をつける―ミッション、パッション、ハイテンション!』を読みました。

 

 

 

内容紹介

仕事がつまらない、すぐに疲れる、働くことに踏み出せない人へ―引きこもりから立ち直った夏目漱石、3K仕事も天国のような喜びに変えた松下幸之助、幼少のころの屈辱体験をパワーに変えた矢沢永吉、とてつもない上機嫌さが仕事の好循環を生む黒柳徹子、第一級の仕事人に学ぶ、心が燃え立つ起爆剤本。

 

働きたくないは嘘

「働かざる者食うべからず」という言葉があるように、かつては、食べていくためには仕事はしなければいけないという考え方が根強かった。だが現代は、育った家庭に良湯がある。実家にいれば食べるくらいは何とかなるし、親もうるさく独立しろと言わない。自分の部屋もある。お金に対する誠実さ、食べていくのに差し迫った思いが少なくなる。

逆に言えば、口糊を凌いで生活していくという、気が遠くなるような不安を、一つの起爆剤として利用できないという不幸がある。

 

ぶっちゃけ実家暮らしだったら働かなくても生きていけるという人は結構いると思う。たとえ実家を出ていても、親が健康である程度の収入がある家庭であれば、仕送りをしてもらって生活もできるかもしれない。もはや「働かざる者食うべからず」の時代は終わった。

 

働かないとどうなるか。僕も転職活動をして働いていない期間が何ヶ月か続いたときがありました。いわゆるニート状態が続くと、不思議なことが起こります。

あれだけ働きたくない!休みたい!と思っていた身体が、みるみるうちに「働きてぇ」と思うようになるのです。

 

収入はなくとも貯金があり、実家暮らしをしていくにもあと何ヶ月かは働かずにも済みましたが、とにもかくにも「働きてぇ」という気持ちになったのです。

 

働かない状態というのは、ゼロの状態ではなく、本人には焦燥感や不毛感、不安感など、自分なんてこの世の中に必要ないのではないかという激しいマイナスのプレッシャーがかかっているものだ。

 

なにかと付きまとったのが、社会との繋がりがぷっつりと切れてしまった感覚でした。いままでまがいなりにも社会人とのお付き合いが会社ではありました。それが断たれてしまった状況で、仕事以外で繋がる方法が僕にはなかったんですね。

 

働かないとどうなるか

いま、引きこもり、ニートなどは、ハイテンションからすごく遠い場所にいる。ローテーションが身体からにじみ出ているから、面接に行ってもなかなか受からない。そういう状態にいるのなら、自分は普通にしていたら仕事に参入するにはまだまだテンションが低いのだ、という危険意識を持ったほうがいい。自分ではちょっと過剰かなと思うぐらいのハイテンションでちょうど人並みなのだ。

 

もともとテンションが決して高くない僕ですが、ニート期間中はさらにローテンションで過ごしていました。面接時は偽スマイルで押し通ったものの、あのまま仕事をせずに一人でいたなら、悪い意味で人生は変わっていたと思います。

 

自分はローテンションだけれど、ハイテンションの人はけっこう好きです。

一緒にいて楽しくなる人は例外なく尊敬もしています。自分にないものを持っている人を羨ましく思うのは悪い癖でしょうか?

まだまだテンションの低い僕なのですが、テンションの高い人、あるいは周りを明るくする雰囲気の持ち主でありたいと思います。

 

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仕事をしていなければそういった刺激を受けることもないですし、自分の世界が狭まっていくのはちょっとした恐怖です。

 

周りを明るくする人であれ

当時の日本人の暢気さたるや、仕事中にすぐに喫煙したり、お茶を飲んだり、菓子を食べたりする。真面目くさった顔で想像もつかぬ冗談を言う、とさまざまな記録に出てくる。

場をなごませるジョークは、秀逸なコメント力でもある。仕事を軽くするし余裕を生む。日本人が持っていた貴重な習慣だ。

 

仕事が立て込んでくると余裕がなくなるのが人間です。顔に余裕がなくなると、周りの雰囲気も壊してしまいます。そうならないように、普段あまり笑わない僕ですが、少なくとも口角はあげておこうと意識はしています。

それから「無理」「できない」などのマイナス言葉(斎藤一人さんでいうところの「地獄言葉」)は発さないようにしています。

 

ちなみに私は仕事に際して終始、上機嫌だ。一人でパソコンに向かっているときはともかく、人と仕事するときには、ほとんど笑っている。なぜこんなに可笑しいんだろうと思うくらい次々とジョークが出てきて、それがまたアイデアにつながっていく。

 

仏頂面で仕事をしていないだろうか。職場の雰囲気を暗くするような話し方をしていないだろうか。その様は職場だけでなく、きっとプライベートでも表れているはず。

 

なんでも笑いに変えて、楽しいを作り出せる人は無敵です。

ストレスを抱えてしまいがちな仕事をいかに笑顔で楽しんでいくか。

それさえできれば大概のことはうまくいくのかな。そう思える一冊でした。

 

それではまた!