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【ビジネスに大切なことは全てはヤクザから学べる!?】『ヤクザ式 ビジネスの「土壇場」で心理戦に負けない技術』感想

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どーも、走るとり(@hashirutori00)です。

営業系・接客系のお仕事で伸び悩んでるそこのあなた。

 

ビジネススキル、学んでますか?

 

きっと本を読んで勉強したり、セミナーに通って講師から学んだりしてることでしょう。真っ当に、セールススキルをアップさせる方法に四苦八苦していることでしょう。

 

しかし、まっとうな道はみなが通る道。他の人と同じことをしていては所詮同じレベルの力しか身につきません。とすると歩むべき道は必然。

 

今日のブログタイトル通りです。『ヤクザ式 ビジネスの「土壇場」で心理戦に負けない技術』を読みました。

 

内容紹介

なぜヤクザは「土壇場」に強いのか?ビジネスの「土壇場」を「ヤクザ式」で切り抜けろ!
説得、追い込む、つけ入る、などビジネス・コミュニケーションに役立つ技術を「ヤクザ式」に学ぶ超強力メソッド、好評の第二弾! その場の「感情」や余計な「ひと言」で足元をすくわれることなく、タフな交渉の「土壇場」を勝ち抜けるための必読書。成功必至の“実戦派心理学”がここにある。

第1章 説得する技術
第2章 追い込む技術
第3章 つけ入る技術
第4章 「実」を取る技術
第5章 たらし込む技術
第6章 キャラを売る技術

 

交渉相手を萎縮させるヤクザ式"用心棒"作戦

ヤクザが債権(借金)を取り立てるシーンは、実際には見たことはないけれど、ドラマや映画ではよく見るワンシーンです。

 

ああ言えばこう言うで、顎の立つ尾知氏が追い込んでいくのだが、凸凹不動産の社長は、心ここにあらず。尾知氏の隣に座る巨漢が気になってしょうがないのだ。目を細めて視線を絞り、腕組みをしたまま、ひと言も発しない。尾知氏が険悪な言葉を口にするたびに、巨漢の身体がピクリ反応し、尾知氏がさっと膝に手を当てて制する。

この巨漢がキレたら叩き殺されるー巨漢がピクリと、身体を反応させるたびに、社長は震え上がっていたのである。

ピクリ、が二、三度続いて、とうとう社長の神経がまいった。月末の手形決済に用意してた虎の子の金を全部吐き出したのである。尾知氏は債権を回収し、不動産会社は月末に不渡りを出して父さんすることになる。

 

隣の席に「下手をしたら殺される」と思わせるような男を置くだけ。あとは相手が勝手に想像を膨らませて、交渉はスムーズに進んで行く。

 

このヤクザ式交渉ノウハウは、ビジネスの場でいくらでも応用が利きます。

 

筆者が編集企画会社をやっていたときの話。プレゼンで制作サイドのプロたちを同行させました。デザイナー、カメラマン、コピーライターたちを同行させ「途中でご質問があれば何なりとどうぞ。担当するプロに直接答えてもらったほうがいいと思って連れてきましたから」と前置きし、プレゼンを始めました。

 

するとさきほどのヤクザの話と同様、プロ集団の異様な圧力みたいなものをクライアントが感じ取り、有無をいわさずプレゼンが通るのである。

 

中には上司が同席しているときに、いいところを見せようと、異議を挟む担当者もいたというが、(シロウトがアホなこと言って)という、肩をすくめながら無言のパフォーマンスをチーム間で行うだけ。

 

そうしておいて「文字を大きくしろということであれば、そうしますが」と譲歩し、その代わりにウチに責任はありませんよ、という言葉を言外にこめて上司に判断を求めれば、「いや、これでいいんじゃないか」となる。それ以降、担当者は質問をしなくなる...。

 

プロを相手に、プロの土俵で議論して勝てるわけがないーそう思わせるために、私はプレゼンではチームを率いて臨んだのである。

 

ヤクザは用心棒として、ビジネスではその道のプロを同席させることで、交渉をスムーズに進めることができるとのこと。 

 

"本気"を見せれば人の心は動かせる

とてもいいタイトルのように見えますが、ヤクザ式だということをお忘れなく。本気と書いて必殺と読む世界です。

 

人の心を読む嗅覚は、あなたが思う以上に鋭いのだ。

だから、脅すときは、本気にならなければならない。

いや、いかに本気に見せるかーここが勝負なのである。

たとえば飲み屋でケンカになる。

「てめえ、ブッ殺すぞ!」

と、鬼の形相をして見せても、相手はそれほどビビらない。ちょっとしたケンカで、人を殺すわけがないと思っているからである。

ところが、

「ブッ殺すぞ!」

怒鳴ると同時にテーブルをひっくり返し、ビール瓶の口を持ってガチャンと割るなり、本気になってそれを突き出したらどうなるか。

(殺される!)

と、本気で思うだろう。

これが"ヤクザ式ケンカ法"なのだ。

 

ただ大声を出して怒鳴るだけではリアリティがない。だから相手も本気にならない。

テーブルをひっくり返して、ビール瓶を割り、殺傷能力のある凶器を手にすることで、よりリアリティが相手に伝わることになる。だからこそ相手も本気になってビビるのです。

 

これもビジネスシーンに置き換えていくことができます。

 

会議、営業、プレゼンテーションなど説明の場面では、まず自分が"本気"になる。

見せかけの情熱ではだめなのだ。

「この企画は絶対に成功します!なぜなら……」

本気で成功を信じ、本気で思い込めば、自ずと表情や言葉にそれが表れてくる。

だから人の心が動くのだ。

 

心意気に関しては(方向性はともかくとして)ヤクザから学ぶことが非常に多い。普段、生活をしていても、本気になることなんて滅多にない。ヤクザは日々、そういった死線をくぐり抜けてきたからこその、大切なときの本気の出し方を知っているのです。

 

「あとはない、いまこの瞬間に本気になるんだ」という意識が一般人とはまったく違う。

 

ところが多くのビジネスマンは、そこまで"本気"にならない。

断言しない。

失敗したときを考え、自分の主張に"保険"をかけるからだ。

そんなヤワなことでビジネス界で成功するわけがない。

 

自分のイメージづくりに全神経を傾けろ

本気になることと同様に、自分のイメージを固めることも大切です。

ことヤクザに関してはナメられてはヤクザ失格なので、はたから見ても「怖そう」とか「強そう」といった印象を周りに与えなければいけないのです。

 

武勇伝はヤクザの数だけあるのだ。

それを相手が話半分と聞くか、感心するかはーホンモノを除けばーひとえには話し手の風貌、雰囲気、そして自己演出によるのである。

ビジネスマンも同じだ。

上司のすべてが部下から尊敬されるわけではない。

だが、かつては優秀だったと思わせることならできる。 

 

自分の過去を知らない人間に、「自分は昔はこうだったんだ」と信じ込ませることができればオーケー。とにかく部下にナメられるような上司では先が思いやられる。

 

ヤクザは命を賭けて「自分」というイメージをつくり上げていく。ナメられたら、懲役覚悟で報復に走る。ビジネスマンで、そこまで「自分のイメージ」を大切にしている人がどれだけいるだろう。

ヤクザもビジネスマンも、人物評価の基本は「イメージ」にあるのだ。

 

仕事を進めていく上で、"信用"はもっとも重要な要素のひとつだ。

周りの人の信用を得るにはイメージづくりから。それはヤクザもビジネスマンも一緒。

 

まとめ

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ヤクザヤクザといろいろ書いてきましたが、実際に関わったことのない職種(?)の方々なので、僕の中ではフィクションでしかないのですが、その戦略・心意気はビジネスに通じているなと納得しました。

 

普通のビジネス書だと、読んでいるうちに飽きて積ん読になってしまうのですが、この「ヤクザ式」という新しい切り口が新鮮で、スラスラと読めました(文字数もそんなに多くありません)。

 

関係ありませんが、読んでるうちに『龍が如く』をプレイしたくなりました。

それではまた!