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【哲学とは本当のことを知ることである】『いちばんやさしい哲学の本』感想

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どーも、走るとり(@hashirutori00)です。

Kindleの日替わりセール199円 (72%OFF)で出ていたので購入しました。「哲学的だなぁ」なんて日常会話でたまに使うものの哲学って一体何なのか知りませんでした。

「いちばんやさしい」とひらがなで優しく表記されていることからも、この本が僕のような哲学に全くの無知であっても抵抗なく読める本だということがわかります。入門書的な本であれば「哲学」っていう難しそうなジャンルでも読めるだろうな、なんて安易な考えでポチったのでありました。

※2016年11月9日現在Kindle価格は630円です。

作者について

 

哲学とは、「知恵を愛する」ことです。"本当のこと"を知ろうとすることです。僕たちが生きているこの世界はなんだろうか。何のために生きているのだろうか。一度は考えたことがあるでしょう。

そんな素朴な疑問に対して、"本当のこと"を知ろうとしたことから哲学ははじまりました。

この本では疑問と向き合った西洋の「哲学者」と呼ばれる32人の思想がまとめられています。

 

タレス、ソクラテス、プラトン、アリストテレス、エピクロス

ベーコン、デカルト、スピノザ、ロック、パスカル、ルソー、カント、ヘーゲル、マルクス

キルケゴール、ニーチェ、フッサール、フロイト、ハイデガー、サルトル、メルロ=ポンティ、バタイユ、パース、ウィトゲンシュタイン

ソシュール、レヴィ=ストロース、ロラン・バルト、ラカン、アルチュセール、フーコー、デリダ、ドゥルーズ

 

各々の思想がオムニバス形式に簡単に紹介されています。

 

 

哲学とは何かから知る

最初の哲学は、「この世界はなにからできているのか?」というところからはじまります。例えば最初の哲学者であるタレスは「万物の根元は水である」と唱えます。動物でも植物でも種子でも、生あるものは熱を持っていて、湿り気がある。しかし枯れた植物や死んだ動物は乾いて干からびていきます。つまり生あるものには湿り気(水)があると考えたのです。

 

まぁ人間そんな単純なもんじゃねー!とツッコミを入れたくもなるのですが、「確かにそういう考えもあるな」と思わされるのです。 

そんな感じで哲学者たちが自分たちが存在する理由を探り、言葉にしていきます。

 

中二病をくすぐるキーワードが面白い

「我思うゆえに我あり」

「神」

「イデア」

「精神世界」

「生と死」

などなど、ゲームやアニメに出てくるような、ちょっと中二病をくすぐるキーワードがふんだんに盛り込まれているので、そういうのが好きな人はどんどん読めるかもしれません。

 

ひとつ勘違いをしていたことをあげると...

「我思う、ゆえに我あり」というのはデカルトの格言があります。これは真理を見つけるためにデカルトが用いた言葉です。目の前にあるリンゴが確実に存在することを証明することのできるものは何なのかと考えたときに、この世で疑いようのないものを一つだけ見つけました。目の前にあるリンゴが存在しているか思考している「自分の存在」です。「自分の存在」というのは疑いようがありません。「自分の存在」がなければ、こうして考えることができないからです。

以上のことを表現したのが「我思う、ゆえに我あり」なのです。

 

これを僕は氣志團の楽曲のことだとずっと思っていて、元ネタはどのゲームだろうなぁーなんて考えていたものです。他にもベーコンは肉をむさぼる人だと思っていたし、フッサールはフットサルが好きな哲学者とも思っていました。無知乙。

 

とにかく、「あ、この単語どこかで見たかも!」なんて気になって読み進めていくと、僕みたいにデカルトと氣志團のギャップを感じたり、面白いかもしれませんね。 

 

まとめ

日常生活で哲学がまったく関係ないと言えば、実際はそうではありません。「草食系」という言葉がありますが、この言葉が生まれたとたん、彼らの存在が意味をもちはじめました。「草食系」と呼ばれる男子はあらかじめ存在したのではなく、言葉づけによってはじめて生まれたと言えます。

このように身近なものや現象に意味を持たせることも哲学といえるのです。

哲学を生活に取り入れることでより充実感のある生活が送れるようになるかもしれませんね。

後半はカタカナが多くなってあんまり読めなかったけれど、少し哲学に興味を持てる一冊となりました。

 

それではまた!