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ブログ改変中!主に本・映画・ランニングのことを綴っていきます。

「なにかのために」を取り払うと途端に全てが楽しくなる

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遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣

自分を向上させようと何かにチャレンジしたことってありませんか?例えば英語とか筋トレとか。そして継続を断念した経験がいくつあるでしょうか
 
何かを身につけようと思って始めることって意外と続きません。そもそも「何かを身につける」っていうこと自体がつまらないんですよね。
 
今続けているランニングも読書も、何か能力を身に付けたいと思って始めたものではありません。そして誰かにやれと命令を受けてやっているものでもありません。
 
純粋に自分がやりたいからやっている、ただそれだけなんです。

 

楽しいから続けられる

著者は年間700冊以上の本を読む人です。このペースで10年続ければ7000冊を超えるだろうと予想されています。一日一冊以上のペースで読書をし、同時に書評を書き上げているいわゆる書評家という職業の人(この本を読んで初めてそんな職業が存在することを知りました)。
 
一文に「教養のための読書はつまらない、なにかのための読書はつまらない」という文章がストンと腹に落ちた気がしました。
 
ランニングも読書も、なるほど「なにかのために」続けているという意識がなかったからです。
 
いつからか2つの習慣は特別な習慣だという認識は薄れていきました。たしかに以前までは毎日走るなんてことは非日常でした。学校でやっていたランニングなんていうのは苦行でしかありませんでした。
読書もそうです。学校で強制させられ、読書感想文を書かされて...など。
 
ふと気づけば24歳の社会人になり、強制の枠を飛び越えたときに初めて○○のためにという枠も飛び越えた気がしました。
 
 
話は戻って、この本は読書をもっと気軽にしようと唱っています。 
読書は何も特別なことではありません。みなさんの中には「本はじっくりと腰を据えて読まなければいけない」なんて固定概念に縛られている方もいるかもしれません。
 
しかし今は超情報社会。スマホの普及で情報は日々溢れかえり、いつでもどこでも入手することができるようになりました。SNSを活用し情報をつまみ食いするような、スマホの読み方が主流になった今、なぜ本だけはしっかりと読まなければいけないのか。
 
本だってスマホと同じ流し読みでも全然構わないんです。腰を据えて〜なんてかたっ苦しく考えるから、本に対しての見えない壁を築いてしまうんです。
 
「流し読みをすると頭に入ってこない」という人も半分正解で半分間違っています。時間をかけた分だけインプットができるというわけではないからです。じっくり読んでも忘れるものは忘れてしまうものです。
 
大切なのはインプットとアウトプットのバランスをとること。
 
あとは読む時間がないという人。時間は誰にでも平等です。おそらく時間がない、というわけではなく、本を隅からすみまでよく読もうとするから時間がないんだと思い込んでしまっているのが原因かと思われます。
そんな方にはもう一度、読書について振り返ってみてもらいたいです。
 
 

読書を楽しんで続けるコツ

音楽を聴くように、そして呼吸するように読むことができれば読書はもっと楽しくなっていきます。実際にそんなことはできない、という人もいるかもしれませんが、必ずできるようになります。
 
音楽を聴く時にメロディーと歌詞が流れるわけですが、細部の、楽器の音隅々までを記憶している人はいったいどれ程いるでしょうか。せいぜいがこのタイミングでエレキギターの音が流れ、盛り上がったところであの歌詞が流れる、くらいしか記憶していないはずです。
 
読書もそれぐらいの感覚でいいのです。この部分ではこんなことを訴えていて、大事なことはこういうことなんだな。それぐらいのことさえ覚えておけば、本を読んだ価値は絶対にあります。
 
音楽は繰り返し聴くことで「あ、ここでこんな音がしてたんだ」と気づくことがありますが、読書もそれと一緒です。読み返すことで新たな発見が見つかるものです。
 
まずは聴いてみる。その感覚でまずは本を読んでみる。それが読書を楽しくするためのコツです。
 
決して作業になることなく、楽しめる読書を続けていきたいものです。
 

書評家の端くれとして

僕もわずかばかりの日数ですが本を読み、そして書評を書き続けてきました。書き方はめちゃくちゃで読み方も雑。それでも○○のためになんて考えはこれからも持たないようにしようと思いました。
強いていうなら自分のために、読書を楽しくするために読書を続けていきたい。
 
読んでいて心がすっきりとした一冊でした。ぜひ一読ください。それではまた!
遅読家のための読書術――情報洪水でも疲れない「フロー・リーディング」の習慣

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